1. HDOの構造

1. HDOの構造

ヘテロ2本鎖核酸(HDO)は、アンチセンス鎖(DNAGapmerPMOなどと、それと相補的なキャリアー鎖(RNA鎖)との2本鎖で構成される人工機能核酸です。


アンチセンス鎖(DNA鎖) : 薬効として機能する
キャリアー鎖(RNA鎖)    : アンチセンス鎖(薬効)の疾患部位への運搬として機能する
Ligand(リガンド)         : 特定の受容体に特異的に結合する物質をキャリアー鎖に結合することでターゲットとなる疾患部位への運搬として機能する

アンチセンス鎖 : Gapmer、 Mixmer、 PMOの構造



  • Gapmerとは、Wing領域ーGap領域ーWing領域からなるアンチセンス鎖です。Wing領域は酵素耐性・標的RNAとの結合能を高めるため修飾核酸を含みます。Gap領域はRNase Hに認識される少なくとも4つの連続したDNAを含みます。
  • Mixmerとは、複数の種類の核酸を”Mix”して配置したアンチセンス鎖です。RNase Hによる認識を受けないため、標的RNAの切断は発生しません。